ごあいさつ

スマートロジック株式会社 社長の大山です。
弊社は、1997年の設立以来、一貫して、組み込み機器の、俗に言う下回りの開発を中心に請け負っております。

設立当初は、FPGA開発や、PCIボード、CPUボードのハードウェア設計も手掛けておりましたが、近年では、下回りのソフト開発が中心になってきました。

下回りのソフト開発が中心になったのは、
・一般のソフト系の会社では、なかなかハードウェアに詳しい人がいない、
・ハードウェア系の会社では、ハードの制御ができても、各種OSに詳しくない
ということで、ハードウェアの開発もできる弊社に仕事が回ってきたのだと思います。

設立から振り返ってみれば、
初期は、μITRON、Windowsが中心。
その後は vxWorks、WindowsCE、Linux、
最近では、Linux、Android、
と、種々のOSでドライバの開発を行いました。

弊社の特徴は、先にも書きましたが、ハードウェアに明るいソフトウェアエンジニアを揃えているという点です。

回路図とデータシートがあれば、ドライバでも、動作検証用のテストプログラムでも作成いたします。
もっと言えば、ハードウェアのデバッグでも行えます。
ロジアナやオシロなど、測定機器を使用するのも大好きです。

最近は、プラットフォームの共通化などで、自前でCPUボードを起こされる所が減り、
下回りの開発も減ってきていますが、これからも弊社では、下回りを中心に受託していきます。

スマートロジック株式会社
代表取締役社長 大山正巳

社名に込めた思い

開発や、請けた仕事を遂行するに当たり、機能を実現するのは当然の事、同じ機能を実現するなら、より「スマート」に。

ハード屋さん、FPGA屋さん、ソフト屋さん、弊社が関わる設計・開発の人に通じる「ロジック」という単語、
私たちが「スマート」にするのは、機能を実現するための論理「ロジック」です。

雑談

社名を決めるに当たり、相当考えた。
考え出したのは、フリーになった直後。これから作る会社を夢見て。

ソフト開発だけではないので、何とかソフトはあり得ない。
ハードウェアの開発も行うとなると、何とかシステムか?
いやいや、何とかシステムはありふれている。
そもそも今まで居た会社も、何とかシステムではないか。
近所の水道屋さんも、何とかシステムとなっているし。

「名は体を表す」というではないか、やはり自分の考えを表現できる社名にしたい。
それまでに行ってきた、ハードウェア開発・FPGA開発・ソフト開発を振り返ると、何にこだわってきた?と。

そうは言っても、いいアイデアは浮かばす、時は流れ。数か月。。

ある日、英会話の勉強中に「That's smart!」の文字。
これだ!!「スマート」だ。

そういえば、今まで一番こだわったきたのは、このスマートだ。
今までの開発でも、同じ機能を実現するならよりスマートに、と。
機能が実現できても、自分でださいと思ったら、作り直していたではないか。

そうだ「スマート」だ。スマートにするのは何?そうアルゴリズム。
しかし「スマートアルゴリズム」ソフト屋には通じても、ハード屋にはなんだかな。。
ハード屋だったら「論理」、そう「ロジック」。ロジックならソフト屋にも通じるし、FPGAの開発にだって通じる。

スマートが決定してから、ロジックが出るまでは数分。
スマートロジックが生まれた瞬間でした。

このおよそ一年後にスマートロジック有限会社を設立。

社名が決まった後に購入したThinkPad。名前入れのサービスがあったので「SmartLogic」と指定したつもりだったのに、出来上がったプレートをみて、ん? なんか違う・[r]がない。。「SmatLogic」。
一発目の名札は失敗に終わりました。